事業案内
協会の目的及び事業
エタノールあるいはエチルアルコールは、一般的にはアルコールと呼ばれ、酒の主成分として親しまれ、古くから人々に利用されてきました。今日では、アルコールは医薬品や溶剤として用いられる他、化学工業や食料品工業にとって欠くことのできない資材となっています。これらの産業で使用されるアルコールは、アルコール事業制度によって政府(経済産業省)の管理下に、製造・流通が行われており、その消費量は年間約90万キロリットルに達しています。
当協会は、このアルコール事業に携わっている企業によって設立され、良質のアルコールを、低廉かつ安定して供給するアルコール事業制度の目的に沿って、アルコールが社会により広くかつ正しく理解されるよう努めるとともに、製造から利用に至る各分野について、アルコールの安全、安心、安定供給に関わる調査研究、啓発普及、情報提供等を行っています。
主な事業
  1. 調査研究
    • アルコールの安全、安心、安定供給のかなめとなる原料、製品等の生産技術、品質管理、物流等の調査研究を行うとともに、品質上の物差しとなる規格の制定(改正)を行っています。
  2. 情報調査
    • アルコールに関連する国内外の需要動向等を調査・分析し、月刊アルコール情報ダイジェスト誌、協会ホームページを通じて提供しています。
  3. 啓発普及、指導
    • アルコールの優れた特性・効用・適切な使用方法などにつき、資料提供、個別指導、協会ホームページを通じて支援しています。
  4. 出版物